上海の名家・劉家の後継者である悠貴は、美貌と冷徹な仕事ぶりで『氷華』と呼ばれている。劉グループ立て直しのため実業家の幡銘樹と組むことになった悠貴だが、幡に「提携したければ自分と寝ろ」と言われ、交渉はいきなり決裂寸前に。プライドを傷つけられたのも事実だが、人との関わりに臆病でいまだ恋さえ知らない悠貴には、男に抱かれるなど論外だった。だが、お預けを食わせたまま話し合いを続けるうちに、悠貴は幡の型破りな行動と粗野な優しさに惹かれ始める。その矢先、幡は薬で悠貴の自由を奪って抱くという暴挙に出て―。
(「BOOK」データベースより)
魔都・上海―幼い翠蓮は抗日騒動で記憶を失い、裏社会を支配する『東幇』の若き幹部・李に拾われる。その恩から李の為に何でも行う翠蓮は、拳法などを学ぶ一方、性技もその無垢な身体に教え込まれ、さまざまな相手を身体で籠絡する任もまかされていた。ある時、実業家のウィリアムから情報を聞き出せと命じられた翠蓮は、男娼を装い彼に近づく。だが、一緒に過ごすうちにウィリアムの優しさと強さに心惹かれてしまう。李への忠義心とウィリアムへの恋心に悩む翠蓮だったが…。
(「BOOK」データベースより)